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 稲門医師会 会長挨拶

 2016年1月31日、全国から多数の早稲田出身医師・歯科医師・看護師・薬剤師が参集し、稲門医師会設立総会が開催されました。設立当初100名程であった入会希望者はその後も増加し、2020年3月現在、会員数は295名となっております。
 様々なメディア、特に『早稲田学報』では数回にわたり当会を取り上げていただき、全国から反響がございました。早稲田大学保健センターならびに校友課の皆様には、稲門医師会の活動を常にバックアップしていただき、心より感謝申し上げます。

 私自身は、理工学部建築学科卒業にあたり、卒業制作として“てづくりのいえ”をテーマとしました。
 テーマだけでなく実際に、杉材を両側から挟んでボルトナットでとめた、木造枠組工法(ツーバイフォー)の約120平方メートルの家を、カリフォルニア西海岸シーランチにあこがれて、約1年かけて同期の仲間と作りました。横浜保土ケ谷の敷地に基礎を掘り、コンクリートパイルを打ち込み、基礎工事のコンクリートを流し込み、6メートル長の柱を軸に三階建てを建築しました。週刊誌にも取り上げられ、手伝いに来てくれた後輩が新聞や建築誌に投稿してくれました。また、建築工事後半部分は、その後通学した横浜市立大学の医学部学生も手伝いに来てくれました。

 現在は、自身のクリニックで地域医療をしながら、日本医師会常任理事としてもいくつかの事業を担当し、各学会・厚生労働省・経済産業省および財界の方々をカウンターパートとして仕事をしています。2016年7月から、生涯教育、医学会、がん対策などの担当が新たに増え、日本専門医機構の理事となり、専門医の仕組みの立て直しのため、連日会議をしております。また、特定健診など健診事業の改訂を行い、国民ひとりひとりの生涯健診記録の個別データを電子的に持てるようにすることを最終目標にして、日々奮闘しております。

 一方で、医師主導臨床研究の倫理審査と医師の職業倫理の担当もしています。「医師主導医療機器開発支援事業」においては、現在100を超える案件が集まっており、日本医療研究開発機構(AMED)の組織と医療機器開発メーカー、町工場などの方々と力を合わせ、一刻も早く製品化につながる事業へ展開していく予定です。医工連携という言葉がありますが、TWIns(早稲田大学先端生命医科学センター)はまさにその拠点でもあり、生命医学や健康医学にかかわる研究に関しては、早稲田は医学部を持たないからこそ、全国の医学部との共同研究が盛んに行われていることも特徴です。

 所沢キャンパスでもWASEDA'S Health Studyをはじめ、様々な健康医学に関する研究が行われており、早稲田出身の医療人だからこそ社会に貢献できることが沢山あると考えております。
医師 羽鳥 裕
早稲田大学理工学部(1973年)卒
横浜市立大学医学部医学科卒
日本医師会 常任理事
日本専門医機構 理事
医)はとりクリニック 理事長

 早稲田大学では、およそ1300の地域・職域・年次・海外の稲門会が積極的に活動しており、なかには医療現場で働く校友もいますが、これまで稲門会として交流の場がありませんでした。日本医師会の仕事で全国を回って、懇親会などで稲門医師会の話をしますと、まだまだ多くの早稲田出身医療関係者が各地域にいらっしゃると推察されます。“先生は稲門医師会でしたね”と、声をかけられることも希ではなくなりました。

 会員のみなさんは、早稲田で学ばれたことを十分に活かされ、複数の国家資格やダブルボードを医療の中で有効に利用されている方や、私のように建築の知識は活かすことなく、熱い早稲田魂のみを礎に診療の中で格闘している者など、多士済々であります。
 2017年度は発足2年目ということで、新たな試みを模索、その一つとして大学で学生講義を開始しました。グローバルエデュケーションセンター校友会支援講座の中で、多士済々な会員の先生方に、社会と医学の関わり、医療の構造、ご自身の遍歴などを披露して頂いております。日本が直面する超高齢社会における医療・介護・福祉の現状と課題について学習し、社会や地域・個人に求められる変化や、未来に向けて持続可能な解決策を導くための知恵を習得することを目的としました。

 今年度はさらに内容を充実させ、より多くの学生さんに聴講してもらえるよう工夫をしております。
 そしてこれだけの人材が集まるならば、学会として研究発表の場を作ろうということになり、2018年1月28日「第1回稲門医学会学術集会」を開催しました。その後も年に一回以上の開催を継続しており、今年は12月に開催できるよう準備を進めております。稲門医学会という学会活動は、早稲田に学んだわれわれのプレゼンスを示す良い機会だと感じています。
 また、早大ゆかりの永楽倶楽部や地域稲門会の校友とも交流を図りながら、昨年からは「四季の会」と銘打って懇親会を年4回開催することになりました。関西や横浜では、定期的に地域版稲門医師会が開催されています。今後は職種同士、出身学部同士、学生部会など、あちこちで集まりの輪が広がっていき、情報交換や議論をしていただく機会が増えますと嬉しく思います。私自身も全国各地を訪れる際には、できるだけお声掛けしていきたいと考えております。
 稲門医師会会員の皆様とともに校友ネットワークを構築して、社会への情報発信、大学との健康・教育面での連携、地域稲門会・校友との連携など、様々な観点からの活動を展開していきたいと考えております。

 新型コロナウイルス感染症による未曾有の社会混乱と医療崩壊を防ぐために、早稲田出身らしく連携と情熱で立ち向かいたいと思います。
 会員の先生方には、ホームページやメーリングリストを通じて様々な情報共有を行っておりますが、至らぬ点も多々あるかと存じます。可能な範囲で構いませんので会の活動にご参加いただき、忌憚なきご意見を賜れますと幸いです。

 今後とも稲門医師会の活動にご理解・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。(2020年3月記)
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